1985年製 Fender Squier JB-355 Bシリアル ジャパンビンテージ JV

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Squier JB-355になります。
Bシリアルでネックデートは1985年4月26日
38年前のベースでジャパンビンテージと言われる部類です。
ロゴ下にシリアル、made in Japan が入ってるのもこの年代の特徴かと。

電装系は前オーナーによって改造されていて
CTSポット、ビンテージっぽいセラコン
スイッチクラフトのジャックになっています。
ピックアップは詳細不明で
通常はプラスチックボビンなのですが
ビンテージタイプのファイバーボビン
布皮膜のリード線の物で詳細は不明。

入手時からブリッジカバーが付いてました。
ピックガードは裏に小さなMade in Japanのステッカーが貼ってある鼈甲柄。
ピックガードのネジ穴の位置はオリジナルと同じ所に開いてます。

ネックはほぼストレート
フレットもあまり減ってません。
トラスロッドはまだ余裕あり。

弦高は1,2弦2mm3,4弦2.5mm
出品前に弾いてみましたがバズりがあります。
自分ピック弾きなのでそこまで気にしてなかったですが
指弾きでフロントピックアップに指かける人は気になるかもしれないので
フレット擦り合わせして対応してください。
(現状でアンプから音出して全ての音ちゃんと出ます)

4弦にヒップショットのDチューナーが付いてました。
ワンタッチでドロップDにできるペグです。
これを取り付けるのにペグのブッシュも交換されています。
ヒップショットだけビンテージ仕様ペグなので逆巻き(通常と逆方向に回す)です。

現行のスクワイアはお世辞にも良いとは言えないものですが
90年代までの日本製スクワイアは別物で
手をかけて作っていたようです。
特にシールド塗料が使用される前の
80年代はコントロール部分の底もちゃんと
ビンテージ仕様でシールド目的の真鍮プレートが取り付けられています。

Fenderの60年代のギターを3本所有していましたが初めてこのSquierを分解下時に
「ちゃんとしてる」と驚きました^ ^

ネックポケットも塗装されているのはこの頃の特徴の一つのようです。
ネックポケットの塗料をうるさく言う人いますが
以前リペア途中の1958年製のストラトを見せてもらいましたがネックポケットも塗料べったりでしたし
神経質になる事はないと思います。

当時のFenderJapanとSquierの違いは
ロゴと
ベースなら
ペグ
ブリッジ駒
ピックアップ
ボディ材です。

そんなSquierでも80年代物は相場も8万台と高くなってます。
多少いじられているのでブリッジをビンテージタイプにするとか
色々楽しむのもありかと思います。